こんにちは
下の子供が小学生に上がる為、姉妹二人で並んで勉強できる机を作ろうと思い、2×4材を使って勉強机を作成しました。
作業工程ずつに図を使って詳しく説明します。
それでは解説していきます。
作り方
1…机の枠を作る(左)
- SPF2×4 850mm 3本
- SPF2×4 520mm 3本
- コーススレッド 65mm 12本
まず机部分の木枠を作ります。
補強で真ん中に1本入れてあります。
ビスはコーススレッド65mmを使います。
1本の木材は2本のビスで止めていきます。
完成の枠サイズは幅:約850mm×奥行:約600mmとなります。
2…机の枠を作る(右)
- SPF2×4 850mm 3本
- SPF2×4 520mm 3本
- コーススレッド 65mm 12本
先ほど作った木枠と同じものをもう一つ作ります。
子供二人で勉強できますよ♪
完成の枠サイズは幅:約850mm×奥行:約600mmとなります。
3…柱を作る
- SPF2×4 700mm 3本
- SPF2×4 610mm 3本
- コーススレッド 65mm 24本
机の枠を支える柱を作成します。
机の高さは700mmに設定します。
木枠を支える柱は90mm低い610mmに設定します。
700mmの木材に610mmの木材をビスで固定します。
柱は3本作成します。真ん中の柱は2つの木枠を支える仕様になります。
4…柱を作る(本棚部分)
- SPF2×4 1820mm 6本
- SPF2×4 610mm 6本
- コーススレッド 65mm 48本
本棚部分の柱を作成します。
高さは1,820mm(1,830mmの規格もある)に設定します。
2×4 6Fを買ったままのサイズで使用します。
木枠を支える柱は行程3と同じ610mmに設定します。
1,820mmの木材に610mmの木材をビスで固定します。
柱は6本作成します。真ん中の柱は2つの木枠を支える仕様になります。
5…本棚の高さを決める
- SPF1×4 300mm 16本
- コーススレッド 65mm 12本
本棚部分の棚板を支える側板を柱に取り付けます。
A4サイズ(高さ300mm程度)が入るように棚と棚との間隔は350~370mmとると良いです。
天井から計り、0mm、380mm、760mmで側板(1×4_300mm)を固定します。
机の下部分にも棚を作る為、下から380mmで側板を固定します。
柱に6本のビスで固定します。
6…机部分の木枠を固定する
- 工程1・2で作成した木枠
- 工程3・4・5で作成した柱
- コーススレッド 65mm 40本
柱に工程1・2で作成した机部分の木枠を柱にのせてビスで固定します。
木枠と柱が直角になるように配置します。
柱一本につきビス4本で固定していきます。真ん中の柱はビス4本打てない為、2本で固定します。
7…机の天板をつける(手前)
- パイン集成材 1,820mm×300mm×15mm 1枚
- スリムビス 35mm 10本
机の天板を取り付けます。
パイン集成材の1820×300×15mmを手前に打ち付けます。
凸凹すると嫌なのでビスは最小限に抑え、スリムビス35mmを10本使用して固定します。
8…机の天板をつける(奥)
- パイン集成材 850mm×300mm×15mm 1枚
- スリムビス 35mm 12本
奥側の机の天板を取り付けます。
パイン集成材の1820×300×15mmをカットして、850mm×300mm×15mmを2枚使用します。
凸凹すると嫌なのでビスは最小限に抑え、スリムビス35mmを12本使用して固定します。
9…本棚(天井)
- SPF1×4 1820mm 3本
- スリムビス 35mm 18本
本棚の天井部分を作成します。
1×4 1,820mmを3本使います。
木材と木材の間は少しすき間ができますので目分量で等間隔になるようにします。
1×4を止めるときは普通のコーススレッドをそのまま打つと割れてしまう事がある為、下穴をあけてコーススレッドを使うか、細いスリムビスを使用します。
今回はスリムビス35mmを18本使用して固定しました。
10…本棚(中間)
- SPF1×4 850mm 12本
- SPF1×4 770mm 6本
- コーススレッド 65mm 12本
本棚の中間部分を作成します。
1×4 850mmを1ヵ所3枚、4ヵ所分12本使います。
木材と木材の間は少しすき間ができますので目分量で等間隔になるようにします。
スリムビス35mmを48本使用して固定しました。
机の下部分にも棚を1段作成します。
1×4 770mmを6本使います。
スリムビス35mmを12本使用して固定しました。
11…最下段にすのこを作成
- SPF1×4 770mm 6本
- SPF1×4 270mm 6本
- スリムビス 35mm 36本
最下段にも何か物を置けるようにするため取り外し可能なすのこ棚を作成します。
長さ770mmの1×4を3枚使い、270mm(本当は300mmにしたいがカットした端材が使用できるため270mmです)の1×4を3枚ゲタにしてすのこを作成します。
スリムビス18本で固定します。
12…有孔ボードボードを取り付け
- 有孔ボード 900mm×450mm×5.5mm 2枚
- スリムビス 35mm 12本
収納スペースを増やすために机部分の背板として有孔ボードを使用します。
柱や本棚部分にスリムビスを使って固定していきます。
今回は12本のスリムビスで固定しました。
まとめ
市販の学習机では満足できないときはDIYで作るのが一番です。
色を塗ったりこった作りは挫折するので、無垢のままでシンプルで素人でもできるような作りにしました。
自己流なので作り方や安全性におかしいところがあるかもしれません。
参考にする場合は自己責任でお願い致します。
ちなみに作成してから1年たちますが不具合もなく安全に使用できてますよ。
次回は勉強机の材料図や追加した機能などをご紹介します。